THE BRAND

美しく、立体的、
そして究極の着心地を

ペコラ銀座
Since2000

美しく、立体的、そして究極の着心地を持つ、極上のフルハンドメイド・スーツで知られるペコラ銀座。その所以は、自社アトリエを構え、テーラー佐藤英明が自ら指導する少人数の職人による手間を惜しまない手仕立てを大切にする姿勢にあります。「すべての技術は美しい洋服、そしてお客様にご満足いただくためにこそある」それは開業より揺るぐことの無いペコラ銀座の根底に宿る精神であります。

佐藤英明 PROFILE

祖父母、大叔父、母、父と、代々続く、生粋の仕立て屋家系の三代目として生まれた佐藤英明。サッカーに明け暮れた少年時代を経て、テーラーの道を志す。
日本にて五十嵐九十九師のもと2年間修行ののち、フランスに渡る。フランスにて、五十嵐九十九先生の親友であるアントニオ・モンタルト氏のもと見習いをした後、パリの裁断学校AICPを卒業。パリでの修行時代にアルバイト先で運命的に出逢った「美しいポロコート」に感銘を受け、その仕立て人であるミラノのマリオ・ペコラ氏への弟子入りを決意。イタリアへ渡り、マリオ・ペコラ氏のもと5年間修行。帰国後、家業を継ぎ、2000年にペコラ銀座を開店。

His Story 彼の物語

~テーラー佐藤英明のあゆみ ~

「この先の人生、
僕は洋服のことだけを考えて生きていきたい。」

そう心に決めたのは、18歳当時のペコラ銀座店主

テーラー佐藤英明。

彼の年代に、
テーラーと名乗れる者はほとんどいない。

彼がテーラーを志した時代は、
まさにデザイナーズ最盛期であり、

テーラーで服を仕立てる行為は
もう“時代遅れ”になっていた。

そんな時の流れの中、職業としてテーラーを目指すなんて以ての外であった。

それでも、佐藤英明は想い続けた。

人の身体は一人一人異なる。

その異なりこそが美しい。

「その人を一番素敵に演出する、
洋服作りがしたい。」

「一人一人の身体に合った、
美しい洋服をつくりたい。」

それが出来るのは、仕立て服しかない。

本当に良い洋服を仕立てる事。

そのことを、

純粋に、一途に、信じ続け、

孤高のテーラー道をひたむきに歩み続けてきた佐藤英明。

今から25年前、
イタリア修行から帰国したばかりの頃。

佐藤英明がイタリアで学んだ洋服づくりは、

当時の日本では、
ほとんど誰にも理解をされなかった。

それでも、佐藤英明は

「美しい洋服」を仕立て続け、
「本物」を生み出し続けた。

そうして、彼の純粋で崇高な洋服づくりは、

洋服を愛する人々の支持を得、

何もなかったところから、

日本におけるイタリアンクラシコのシーンの基盤形成ともなった。

ペコラ銀座の洋服は、今や国内外における本物志向の方々により高い支持を受け、

国内の他のテーラーとは出自の異なる独自の位置を占めるまでに至る。

・・・

まもなく、開業20年を迎える、ペコラ銀座。

これまでを振り返り、これからを見つめる

テーラー佐藤英明。

「でも、やる事と言ったら、
ひとつしか無いんだ。」

「良い仕立て屋さんになる。それだけ。」

By ペコラ銀座店主 佐藤英明

2019年 9月 吉日

GALLERY

more