実践。復刻ブレザー。

 

こんにちは。黒田です。

 

 

なんとまあ。

秋晴れの気持ち良い、水曜日。

 

おかげさまで稼働しております、ペコラ銀座。

 

ペコラ銀座店主は、

相変わらず考え続けております。

 

あんな事を考えていたり。

こんな事も考えていたり。

 

あんな挑戦をしたり

こんな挑戦をしたり

 

しております。

 

そんなペコラ銀座の日々を、

このブログに書いて、

皆さまにお届けしなければと、

 

そう考えながら、

なかなか手が回らなかった

今日この頃。

 

 

そんな時に、

泉の中から現る女神さまのように

「貴方に必要なものはこれですね」

と、

授けていただいたような気持ちになっちゃう、

お客様からのお便りがありました。

 

 

 

「先日ご協力頂いた動画の編集が出来ました」

 

 

そう連絡くださったのは、

 

津本幸司さん。

 

プロのギタリストで、

自身の教室も主宰されていて、

 

いつも

ペコラ銀座のフルハンドメイドを

お仕立てくださっている、津本さん。

 

 

そんな津本さんは、

Youtubeチャンネル

「トータル・ギター・メソッド」

をやっておられていて、

 

先日、ペコラ銀座店主も出演をさせて頂いたのです。

 

その動画と言うのが、こちら。

 

実は、津本さん。

 

ペコラ銀座の洋服研究としてはじめた、

「100年前の裁断書に学ぶ1920年代の洋服を復刻する」

私たちの試みに興味を持ってくださり、

 

自らも、

1920年代の復刻版ブレザーを

ペコラ銀座にご注文くださったのです。

 

・・・

 

もともとは、

ペコラ銀座の研究材料として、

あくまで研究として作った復刻版ブレザー。

 

研究の段階では、

100年前の裁断書の寸法に従い、

裁断の方法論に沿って、

100年前の裁断書に忠実に、

復刻ブレザーを仕立てました。

 

その復刻ブレザーを、

いざ実際の人物のために作ろうとする際には、

復刻研究で学びとった寸法の特徴、方法論の理解を、

「お客様の洋服となるために変換」

していくことが必要となるのです。

 

この変換作業が、

まさに、

仕立屋の技と魂となるのです。

 

そしてこのように、

「研究」を「実践」へと移す、

仕立屋にとって

大変貴重な機会を与えてくださった、

津本さんへ、

ペコラ銀座より心から感謝申し上げます。

 

 

あたりまえだけれど、

やはり、

わたしたちは「仕立屋」である。

 

日々、そう感じます。

 

お客様の言葉から生まれるBespokeを

仕立てる仕立屋。

 

お客様の言葉にのせて発された

お客様の望みを

洋服で叶える仕立屋。

 

お客様の言葉を真剣に受け止め、

お客様の望みを叶えるために、

研究を続け、

考え続ける、

Bespokeの仕立屋。

 

私たちペコラ銀座は、

誇りを持ってBespokeを仕立てる、

仕立屋です。

 

そんな私たちの想いに共鳴していただき、

この度の機会を下さいました津本さん、

本当にありがとうございました。

 

「緊張するけど動画もなかなか良いかもしれない。ペコラ銀座チャンネル、やってみようかな〜、どうしようかな〜。」

By Hideaki Sato