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2019年10月30日

おてま。おひま。おさめる。



こんにちは。黒田です。







実りの秋。


着々と納品しております♪


「あくまでBespoke」が一貫された、

ペコラ銀座のフルハンド、そしてスタンダードラインを。







このところの納品はご新規のお客様が多く、

「着心地の良さ」

「自分の身体に合うこと」

大変喜んでいただき、嬉しい限りであります。




・・・



お客様に初めてご来店いただいたとき、

お客様の好みは
「分かるような、分からないような」

そんなところから出発する、

ペコラ銀座のお洋服づくり。



そこから対話を重ね、

少しずつ「分かるような」となり



仮縫いをし、また話をし、

より「分かる」ようになります。




そうして重ねてきた「分かり合う」を、

仕立て上がったお洋服でもって確認する、

お洋服の納品




「納品はいつでもドキドキする」

と、テーラー佐藤英明。


・・・


納品のたびに実感する、

「お客様と一緒に」お作りしているBespokeスーツ。



ネットでワンクリックでお買い物できてしまう、こんな時代に、



ペコラ銀座でお洋服を仕立てるためには、

必ずお客様にご来店頂く必要があるのです。


しかも、それは一度ではなく、数回と。



そうして、お客様に作って頂いた貴重なお時間の中で、

お客様と直接対面でお声を聞き、

ペコラ銀座の最高技術と圧倒的な経験をもって

美しいお洋服を手間暇惜しまずに仕立て、

お客様の想いにお応えします。



互いに時間を割き、

想いをもって、

出来上がるもの。

それが、ペコラ銀座のBespokeスーツ。



その1着1着を、

自らの手で納め、お客様に寄り添う


ペコラ銀座店主

テーラー佐藤英明




・・・





「僕はずっと、自分の手で納品し続けたい」

By Hideaki Sato






2019年10月23日

あたたかいの。



こんにちは。黒田です。





本日はこちら。


ペコラ銀座店主、佐藤英明


IMG_4947.jpg

彼のセーターにご注目ください。


実はこちら、今年から始まりました

イタリア製CASHMERE100%

ペコラ銀座オリジナル新商品なのです。


〜〜〜




予てから、ニットを扱いたい想いを抱きながらも

原材料となる「糸」のこと、

個々のお客様のために1つ1つ手作りしていく「やり方」のこと、

これらを試行錯誤しておりました。



そうして今年、
ようやく実現されたのです。



IMG_4953.jpg今年のお色は3色
BEIGE、GREY、NAVY




IMG_5087.JPG

デザインのテーマは

「普通であって、普通にないデザイン」


編み地は
ケーブルにダイアゴナルでリブ編み

この編み地のイメージにしっくりくるようなお色を選びました。




ペコラ銀座オリジナルのマークが付いており、

IMG_4966.JPG
当然ながら、こだわりも、

ペコラ銀座オリジナルでございます。


<ITALIAN CASHMERE100%>
こだわりの原料の糸は、
イタリア、フィレンツェで一番の毛糸屋さんで、
佐藤英明が直接仕入れて参りました。


<MADE BY HAND>
親交ある日本のニットアーティストに依頼をし、
ひとつひとつ手作りいたします。


<MADE TO ORDER>
ご注文を頂いてから
佐藤英明がお客様一人一人を採寸し
1着ずつ、手作りして参ります。






〜〜〜




既製品のニットというのも、なかなか難しいもので

伸縮性があるものなので、何とかなることはなるものの


身長が高い
身長が低い

腕が長い
腕が短い

肩幅が広い
肩幅が狭い

など、


本当に「合う」ものとの出逢うことは
意外と難しいのであります。




・・・


「せっかくなら、良いもので、長く着れるもの」
「手作りの良さを感じられるもの」

「そういうものをペコラ銀座としては薦めたい」

テーラー佐藤英明の想いのもと

この度、始めさせていただきました
ペコラ銀座オリジナルのカシミアニット


・・・





実は、今年誕生したオリジナル商品は
セーターだけではないのです。





こちら。

IMG_4908.JPG
ミニスカーフ 3色




IMG_4844.jpg



スカーフとセットになる

ニット帽


GREYに








IMG_4845.jpg


















NAVY、



















IMG_4843.jpg


そしてBEIGEと、




こちらも
3色のご用意でございます。




















今年仕入れた糸の限りでのご注文受付となります♪








IMG_4922.jpg

「色とか、デザインとか。1年1型というペースで続けていけたらと思います。」
By Hideaki Sato














2019年10月16日

Bespoke


こんにちは。黒田です。





本日は

Bespoke






・・・



『わたしたちペコラ銀座は、誇り持ってBespokeスーツを仕立てております。』





・・・






Bespoke




昨今の日本のテーラー業界において

MTM、パターンオーダー、イージーオーダー、

一括りにBespokeと表現されておりますが、



ペコラ銀座店主、佐藤英明のこだわるBespokeとは

これらとは全く別物であります。








一般的によく言われる、Bespokeの所以。

英語のBe Spokenというところから来たBespokeとは

「話された言葉」、つまりお客様との対話で出来上がるもの。



確かに、その通りであり、

MTMやパターンオーダー、イージーオーダーなども

「お客様との対話」が存在します。




しかし、


その「お客様との対話」があったか否か、

仕立ての工程に「仮縫」があるか否か、

そのような外面的、形式的な要素だけでは、

「Bespokeであること」は測れないと、



テーラー佐藤英明は考えております。




・・・


MTM、パターンオーダー、イージーオーダーは、

お客様との対話は重ねながらも、

服づくりという出発点においては、既製の服から出発するのです。

サイズゲージという、いわば既成服をもとにして

そこにお客様の採寸情報を反映し、

「手直ししていくもの」




わたしたちペコラ銀座の考える

Bespokeとは、

お客様との対話からはじまり、

服づくりの出発点においても、お客様ごとにゼロから出発します。

つまり、

「一から手で作り上げていくもの」

なのです。


ここに大きな違いがあり、

ここに、Bespokeの真の可能性と美しさが宿るのです。


お客様ひとりひとりのために、

お客様個々の採寸情報をもとに、

店主自らが一から型紙を作成し、

お客様のためだけの、世界に1つの洋服が生まれる。


体型、職業、好み、年齢、

あらゆる情報を聞き取りお客様に限りなく寄り添う


そのための「仮縫」が存在する

よりパーソナルな仕立て。


それでこそBespokeと言える。

それこそがBespokeの無限の可能性。





・・・



とは言え、

無限の可能性を秘めるBespokeには弱点もあります。



限りない自由と可能性を秘める

「ゼロから出発する」Bespoke





その弱点とは、

完成した洋服のイメージがしづらいこと。






その点、

MTM、パターンオーダー、イージーオーダーは

既成の服をもとに作られるため、

「出来上がりがイメージしやすい」という、

非常に大きな利点があります。




MTM、パターンオーダー、イージーオーダーの良いところ。



出来上がりが想像しやすく、
サイズゲージの試着によって、サイズ感も事前にある程度わかる事。

フィッターの経験値が高ければ、かなり精度の高いフィット感も実現可能。
ただし、これはフィッターによって大きく変わります。


やはり「イメージしやすい」ところが

MTMやパターンオーダー、イージーオーダーの一番の良いところ。

既成服からの出発であるがゆえに、
出来上がりが「イメージ違い」という失敗はしにくい利点があります。






これに対し、

Bespokeは一人一人ために、ゼロから作っているため、

その出来上がりに見本はなく、分からないのです。







・・・




それでも、



ペコラ銀座があくまでBespokeを貫く訳




それは











またの機会に書いて参ります♪



お楽しみに〜









2019年10月11日

臨時休業のお知らせ

いつもお引き立て頂きまして誠にありがとうございます。

台風19号接近のため交通機関の運休等が予想されます。
そのため、10月12日土曜日は臨時休業いたします。

皆様どうぞ安全にお過ごし下さいませ。

ペコラ銀座


2019年10月10日

続々2019AWご案内

週末の台風が気になるところですが、またまた秋冬生地のご案内です。

まず、こちらはドーメルロイヤル12です。
しっかり、ずっしりとしたイギリス製の12オンス(約340グラム)のスーツ生地です。
今はロイヤル11コレクションとなりまして、12オンスコレクションはデッドストックになってしまいました。しっかりめの生地をお好みの方におすすめなので、探してコレクションしています。今回はグレー系をいくつかご紹介します。
IMG_3104.jpg
中央画像はダークチャコールのヘリンボンです。(真ん中あたりが茶のように見えますが)


そして、VBC(ヴィターレバルベリスカノニコ)の6プライです。
ずっしり510gですが、しなやかで、皺になりにくそうな、丈夫な生地です。
IMG_3105.jpg


2019年10月 9日

『フルハンド』のはじまり。



こんにちは。黒田です。



ようやく、秋めいてきました♪





本日は、こちら。

IMG_4971.jpg
先日、お客様より譲っていただいた切り抜き記事でございます。


実はこちら、

27年前、イタリアより帰国したばかりの頃の

ペコラ銀座店主、佐藤英明を、

日本で一番最初に取材していただいた際もの。


1996年に発売された雑誌MEN'S EXの記事。



・・・



IMG_4975.jpgのサムネール画像

ミラノの超一流名店、マリオペコラでの修行を終え

日本に帰国したばかりの佐藤英明は、


イタリアで学んだ「洋服の本質」を、

日本では中々理解してもらえず、葛藤していた。



そんななか、意を決して自ら飛び込み営業し

実現したのがこちらの記事なのです。





IMG_4972.jpgのサムネール画像

記事の中では、

当時の「日本の仕立て」と、「イタリア本場の仕立て」の違いを

佐藤英明の言葉や想いも交えながら、

丁寧に表現して頂きました。




IMG_4973.jpg


先着5名様には「破格でスーツ仕立て応募」と言う

前代未聞の企画までして頂きました。

IMG_4970.jpg






ここで、


ちょっとした秘話を。




今ではすっかり定着しております、

「フルハンド」と言う名の「仕立て」


この誕生の秘話でございます。

・・・





「で、君の仕立てはどう言う風によぶの?ハンドメイド?」

編集者の方に問われた、27年前の佐藤英明。




「んん。ハンドメイド。。」

「ハンドメイド。なのだけど。」

「ハンドメイドよりも、もっと、ずっとハンドメイドなんだけどなぁ。。」


と、言葉に困る佐藤英明を見て、




その編集者の方は言いました。


『そうか。じゃあ、フルハンドメイドだな。』









こうして誕生した

『フルハンド』





・・・






27年前。


ただただ「美しく良い洋服」を信じ歩み続け、


道無き道を開拓し続けた、佐藤英明。



彼の仕立ての真髄、


それは

マリオ・ペコラ氏のもとで学んだ

イタリアのクラシックな仕立てに宿る

「洋服の本質」





そんな佐藤英明の信念を、


真剣に受け止め、真心を込め、

記事にして下さった、

当時の編集者の方への感謝と敬意を

今もなお、抱き続ける


ペコラ銀座店主、佐藤英明。





・・・



「忘れちゃいけない。本当にお世話になった人。」
by Hideaki Sato







2019年10月 5日

2019AWご案内3

こんにちは。

またまた秋冬におすすめの生地ご案内です。

今回はまずビンテージのスーツ素材です。

1980年代に織られた、テイラー&ロッヂのラムズゴールデンベール
350gのスーツ地です。
渋めのデザインにレトロな印象を感じます。
IMG_3103 (1).jpg

*画像よりも濃い、ダークネイビーとミドルグレーです。

そして、モノトーンのチェックカシミアジャケット生地を...

こちらはハリソンのビンテージです。
IMG_3097.jpg

こちらは、デッドストックのイタリア製カシミアです。
IMG_E3098.jpg

こちらは今シーズン新着のドーメルカシミア100%
IMG_3102 (1).jpg

モノトーンのチェックはエレガントなジャケットスタイルにおすすめです。


続いて、新着ネクタイをご覧ください。

マルズッロのセッテピエゲ シルクプリントタイ
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ドルチェプンタのスタンダード(4フォールド)シルクサテンとシルクジャガード 
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ドルチェプンタの蝶ネクタイも入荷しました。*これは是非手で結びましょう!!
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2019年10月 3日

2019AWジャケット

こんにちは。

一向に夏が終わらないような気候ですが、秋冬新着生地のご案内です。

まず、

ドラッパーズ<ローリ・サジェスチョン>カシミアツイード

ローリサジェスチョンのカシミア素材は素晴らしい品質とセンスの良いデザインのものが見つかるので、毎シーズン楽しみにしています。
今シーズンは、サファリジャケット風やノーフォークジャケット風デザインにぴったりのカシミアツイードを選びました。
ドニゴールツイードのようなネップが効いています。
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そして、スキャバルのデッドストック生地を入手しました。

スキャバル ラムウールジャケット 
カシミアのような柔らかさが魅力のジャケット地が4柄です。
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さらに、スコットランド製ラムウールのジャケット生地を3種類。

W.ビル ラムウールジャケット
ネイビーのホップサック2色と、ダークグレーヘリンボンです。
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そして、アクセサリーも続々入荷しています。

今シーズンから、初めて取り扱うエスコリアルのストールとマフラーです。

大判のストールは日本未入荷です!!

ジャケットやコートと合わせやすいライトグレーとインディゴの2色。
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ボリュームたっぷり 長さ210センチ幅160センチです。

カジュアルなチェックのマフラーも取り寄せました。Pコートやダッフルコートに合わせたいですね。
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2019年10月 2日

合うこと。

こんにちは。黒田です。





令和元年も着々と刻み進み、


待ち遠しい。


素敵なお洋服を楽しむ事を、

気候も、空気も、景色も、

こぞって後押ししてくれる季節、秋。



クローゼットの中のジャケット達は、

今か今かと、出番待ちです。




・・・



素敵なお洋服を、素敵に着こなす。


そこには、
たくさんの大切な「合う」があります。



気候に合う。

風土に合う。

生活に合う。

スタイルに合う。

雰囲気に合う。

シチュエーションに合う。

動きに合う。

年齢に合う。

身体に合う。

似合う。




これらの「合う」が、

お洋服を着る人と掛け合って、

その人だけの素敵さが生まれます。




そして「合う」ことには、

滞らないとっても大切な流れがあり、

流れる中の「今」があります。


・・・




着るひとの「今」に寄り添う、仕立て服の素敵なところ。

それは

仕立て服の「合う」に流れる「今」の中心にいるのは、

仕立て服を着る「その人自身である」というところ。




・・・



わたしたちペコラ銀座は、

お客様に「合う」お洋服を仕立てております。


ペコラ銀座店主、佐藤英明の圧倒的な経験が生み出す「合う」仕立て。



佐藤英明による、採寸、型紙作成、裁断。

自社アトリエにて、佐藤英明が直に指導する職人の手仕事、縫製。

誕生したお洋服の歩みに寄り添うお直し、補正、メンテナンス。



ペコラ銀座の仕立てには、

一貫して佐藤英明の目が行き届き、

お客様の「今」に寄り添います。




・・・



ペコラ銀座店頭の生地棚は素敵に衣替え致しました♪



生地マニアとも知られる佐藤英明が

これまで厳選してきた最高級生地に、

今では手に入らないような貴重なビンテージ生地、

そして新たに今年仕入れた秋冬の新作生地と、

三代続く仕立て屋さんならではの、豊富な生地揃えでございます。




「ご自身」の「今」に「合う」を、

是非、見つけにいらしてください。










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